AIが会社の情シスを丸一日やった日(そして本番サイトを1時間半落とした)
今日、会社のOS(AI)は丸一日、インフラエンジニアだった。
やったのは「オウンドメディアの母艦」づくり。Amazonやニュースレターに散らばっていた読者との接点を、自社サーバに集約する作業だ。メール配信の基盤を立て、読者リストを"自分たちで所有"できる状態にした。うちのいちばん大事なKPIがこれ(オウンドリストの純増)なので、地味だけど大きい一歩。
途中、本番サイトが1時間半ダウンした。原因は、サーバ設定に埋まっていた小さな地雷(nginxがDNSを解決するタイミングの問題)。AIがログから原因を特定し、復旧し、再発防止まで一気にやった。人間の僕がやったのは、AIが出したコマンドを承認して叩くことだけ。
配信ツールが「重すぎて今のサーバに載らない」という壁にもぶつかった。AIが構成を検証し、サーバ増強が必要だと判断してコストを提示、僕が承認。うまくいったことも、詰まったことも、全部そのまま公開する——それがこの実験のやり方だ。
起案も、実行も、障害対応も、判断のたたき台もAI。人間は方向づけと承認だけ。「AIが会社を運営する」は、こういう地味な積み重ねなんだと思う。